シングルマザーということで子供がいじめられた

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今はそういう事は少し少なくなったのですが、ひと世代前までの母子手当てを受けている母子家庭の子供と母親はおとな、子ども共にいじめの格好のターゲットでした。偏見があったのですね。
今はそう言った理由でいじめられることはまずないようです。ですが、子供さんが別の理由でいじめに遭った場合、お母様おひとりで対応することは通信網が発達した現代社会では、少し難しいかと存じます。母子家庭のお子さんは往々にして我慢強くしっかりした子であるのですが、そういうお子さんは、親に知られたくないので、いじめの事実を隠します。
総てに当てはまる特徴は無いのですが、いじめられている、高いストレスを感じているお子さんが比較的取りやすい行動にリストカット、アームカットというものがあります。本当に自殺をするのではなく、傷を自分でつけることで精神安定を求めるものです。後は、口数が少なくなる、食欲が落ちる、学校の成績が落ちるという兆候も出ることがございます。
もしも、そうかもしれないと思った場合、自治体が作るいじめ相談の電話などを利用してみましょう。もしお住まいの地域にそういうものが無い場合、児童相談所に電話をかけてみましょう。生活支援の一環として病院などを紹介してくれます。
学校側がいじめの事実を把握している場合、心理学を学んだ教師やセラピストと相談して、お子さんの状態を確認してしかるべき処置をしてもらいましょう。いじめが酷い場合は休ませてしまうのも手です。絨毯攻撃的ないじめは遊び半分のものも多いので、被害者が少し引けば、深追いすることはそうありません。


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