シングルマザーと再婚
死別したもしくは生きて別れた前のパートナー以外に気になる人ができた。その相手は子供がいてもいいと言ってくれている、一緒に暮らしたいという。これで子供に父親ができる。そういう事は喜ばしいことです。でもひとつ落とし穴がございます。今まで受けてきた母子手当てのいくつかの助成が、うけられなくなるのです。
籍を入れていない状態でも、世帯を同じくした内縁関係の場合、自治体によっては給付打ち切りの対象になることもございます。もし、お相手の給与がこちらに入らない場合は、少し苦しくなってしまいますね。お相手と相談し、役所にも面談を申し込んで、最善の道を探りましょう。
血がつながった子でも子育ては難しいもの。なさぬ仲の子を育てることはさらに難しいものです。ある程度大人になっていれば家を離れるのを待って、籍や世帯を共にするという選択肢もあります。そうではない場合は少しずつ、顔合わせをして、相性をみて一緒に暮らせるかどうかを考えましょう。特に女の子の場合は、エレクトラコンプレックスと申しまして父親への愛着と母親への憎悪が反抗期に出ることがございます。その対応は心理士などに任せねばならないこともあるのです。
しかしながら、子どもにとって家族がいるという事は大事なことです。同じ釜の飯を食った仲と申しまして、血のつながりのない親子でも同じことをしているうちに仲良くなることがございます。今はわからずとも大事なお母様が愛した人です。いつか受け入れてもらえると良いですね。