シングルマザーの保護者との付き合い方

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両親そろっていても、大変なのが他の保護者との付き合い。母子家庭ならなおさらですね。女性同士お茶をして、悪口大会いえいえ、楽しいおしゃべりをという機会は多いもの。母子手当ての少ないお金をこんなことに使うなんてという方もおいででしょう。でも参加しないで欠席裁判にかけられて、我が子に累が及んだらという方もおいででしょう。母子家庭であることを言いふらされたくないという方もおいででしょう。
でもこの手の問題は親がどうこうという事ではないのですね。こんな話があります。あるところに教育熱心な父親がいまして、私立校の中等部の卒業式に出席しました。数百人いる卒業生の中で父親が出たのはその子ひとりです。その後どうなったと思われますか。その子は高等部に入った後、それまでよりひどいいじめを受けたのです。「父親が卒業式に出た」という理由で。親がそろっていても、愛情に飢えた子どもの悲しさはあるのです。片親でも愛情がある方が幸せなのですよ。
皆様に出来ますことは、そういう人達に穏便にお立ち退きいただくことです。ある程度付き合って時間を決めて席を立ちましょう。盛り上がっている間に抜ければ角は立ちにくいのです。今はシングルマザーのご家庭が多いので一緒に行動して情報をシェアする方法もございます。
生活支援としてシッターに入ってもらっている方はお子さんの様子をよく記録してもらうようにしておきましょう。ノートを用意して母子間で今日あった事などを話す方法もあります。メールでもいいのですが手書きの文字は感情を伝えることができるツールです。積極的に活用しましょう。


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