児童扶養手当以外の母子家庭支援
シングルマザーの子育て支援
各市区町村では、シングルマザーになっても充実した子育てができるように、児童扶養手当以外の母子家庭支援を受けることができます。
支援の内容は各自治体で異なるため、支援を受けるときは予め、自治体のホームページや相談窓口などで確認を取っておく必要があります。
またシングルマザーに限らず、子育てを支援する制度はたくさんの種類がありますので、仕事に集中したい方向けの支援制度、子どもの教育費のための支援制度などこれから先のことを十分に考えた上で、各自治体の窓口に申請しましょう。
児童扶養手当以外の母子家庭支援は複数ありますが、例を挙げると「母子生活支援施設」「ひとり親家庭ホームヘルパー派遣制度」「医療費助成」などがあります。
まず母子生活支援施設、通称「母子寮」とは、住むところに困っていたり収入がなかったりする母と子が、一時的に生活を送ることができる施設です。
今後どうやって生活していくかを探り、計画を立てます。
ひとり親家庭ホームヘルパー派遣制度とは、仕事などで育児に困ったときに派遣のヘルパーを呼ぶことができる制度です。
相場は1時間800円~900円となっています。
医療費助成とは、児童扶養手当の受給資格があると、母と子どちらの医療費も減免できる制度です。
自己負担額の一部及び入院時の食事負担額を助成します。
これらの助成制度は、児童扶養手当と同時に申請することができます。
シングルマザーになると、子育てと仕事の両立が難しくなりますので、手当だけではなくヘルパーなどの生活支援制度の活用もしてみるといいでしょう。